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M55 PROJECT #21|速ければ、それでいいわけじゃない。#33

みなさん、こんにちは!髙村です。

53歳から、2028年のM55・1500m日本記録を目指しています。

先日のトレッドミルで、初めて10.5km/hを4分走りました。

9.0km/hからスタートして、
9.5km/h、
10.0km/h、
そして最後に10.5km/h。

少しずつ時間を延ばしてきて、ようやく4分。

走れました。

それほど負荷も感じなかったし、息切れもしませんでした。

脚にも痛みはありません。

数字だけを見れば、

「10.5km/h×4分、クリア。」

それでいいはずです。

でも、走り終わった僕の感想は少し違いました。

あまり気持ちよくなかった(笑)。

その日は朝から少し身体が重く感じていました。

実際に走り始めても、なんとなく身体が重い。

いつものように軽やかに走れている感じがなくて、

自分では、

「今日はちょっとドタバタ走ってるな」

という感覚でした。

10.5km/hを4分走れた。

息も苦しくない。

脚も痛くない。

それなのに、満足できない。

なぜだろうと考えてみたら、理由は簡単でした。

僕は、ただ速く走れればいいわけではないみたいです。

きれいに走りたい。

軽やかに走りたい。

気持ちよく走りたい。

できれば周りから見ても、

「あの人、きれいに走るな」

「楽しそうに走ってるな」

と思われるような走りがしたい。

特にジムのトレッドミルでは、僕にとってこの「スマート感」が結構大事です(笑)。

もちろん、本気で1500mの日本記録を目指すなら、そんなことばかり言っていられない日も来ると思います。

苦しくても走らなければいけない。

最後はフォームなんて気にしていられない。

泥臭く一本をやり切る。

そんな練習も、これから必要になるでしょう。

それはそれでいい。

記録を狙うときには、泥臭くてもいい。

でも、普段から毎回苦しそうに走りたいわけではありません。

余裕のあるペースなら、

軽く、きれいに、気持ちよく。

僕はそっちの方が好きです。

考えてみれば、これも僕の性格なのだと思います。

タイムだけではなく、

「どう走れたか」も大事。

だから今回の10.5km/h×4分は、数字としてはクリア。

でも自分の中では、まだ完全クリアではありません。

次に同じ4分を走るときは、

「今日は軽かった」

「自然に脚が回った」

「気持ちよかった」

そう思える走りをしたい。

そして、その状態で4分が普通になったら、また次へ進む。

53歳から日本記録を目指すなんて言っていると、ものすごくストイックな生活をしているように思われるかもしれません。

でも実際はそんなことありません。

仕事が忙しくてトレーニングできない日もあります。

外食もします。

お酒も飲みます。

北海道展に行けばソフトクリームも食べるし、コーンパンも食べます(笑)。

そんな普通の53歳です。

ただ一つ、

1500mでもう一度、本気で速く走ってみたい。

それだけです。

そして、どうせ走るなら、

苦しそうに必死で走っているだけではなく、

速くて、軽やかで、きれいで、

本人が一番楽しそうに走っている。

そんな55歳になれたら面白いと思っています。

日本記録を更新できたら、もちろん最高です。

でも、そのゴールへ向かう途中の走りも、自分が好きな走りでありたい。

速ければ、それでいいわけじゃない。

僕は、格好よく走りたい(笑)。

これもM55 PROJECTで目指すものの一つに加えることにしました。

故障してまで速くならない。
焦らず積み上げる。
昨日の自分を超える。

M55 PROJECT

53歳。2028年、M55の1500m日本記録を目指して。

今日も焦らず、一歩ずつ前へ。