
みなさん、おはようございます!高村です。
前回のブログ(第11話)では、走っている途中のわずかな違和感を察知し、ストライドからピッチ走法へと瞬時にギアシフトした危機管理能力についてお話ししました。今回もたくさんの熱い応援をいただき、本当に励みになっています!
2年後の「M55クラスでの1500m日本記録更新」という大きな野望に向けて、足元のセメントを固め直している私に、先週末、ビジネスパーソンとしての過酷な試練が襲いかかりました。
アフター業務による、連日の大移動です。
スマートウォッチが弾き出したその数字は、なんと「15,483歩(走行距離12.21km)」。

🚨 1万5千歩の猛攻と、走らない勇気
中距離ランナーの足元にとって、硬いビジネスシューズで1日1万5千歩以上「ストップ&ゴー」を繰り返しながら歩き回ることは、アスファルトの上でハーフマラソンを激走するのと同じレベルの凄まじい着地衝撃と疲労が蓄積します。
仕事が終わった夜、私の両足ふくらはぎと右アキレス腱は、物理的なオーバーワークによって完全に悲鳴を上げていました。
「スケジュール通り、今からジムに行って平地30分ジョグをこなさなければ、走力が落ちてしまうのではないか……」
頭の中で焦りと甘えが葛藤しました。
しかし、ここで無理に深夜のジムへ駆け込んで走っていたら、足元のライフはゼロになり、間違いなくその場でふくらはぎがパンクして挑戦のすべてが強制終了していたはずです。
私は大人の自制心(ブレーキ)を発動し、「今日の練習を、明日(土曜日)へスライドさせる」という決断を下しました。
本当のプロアスリートは、こうした予定外のトラブルが起きたときこそ、プライドを捨ててメニューを切り替え、絶対にケガをせずに乗り切ります。この「行かない勇気」を持てたこと自体が、私にとって日本一を獲るための大きな精神的進化でした。
🧘 ドローインがもたらした「腹筋の劇的な進化」
そして、基本リズムに戻した先日の体幹トレーニング中、私はまた一つ、身体の劇的な変化に驚かされました。
寝たまま脱力を意識し、おへそを背骨に引き込む「5秒ドローイン」を3回行った後に、いつものクランチ(腹筋)を4セット行った時のことです。
お腹の表面だけでなく、下腹部の最深部、そして横隔膜のあたりにまで、今までにない強烈な刺激がズシッと入る感覚を掴み取ったのです。
お腹の最深部にあるインナーマッスル(天然のコルセット)のスイッチが完璧に目覚めた証拠です。
そのお腹のパワーがあまりに強すぎたせいか、頭を持ち上げる時に首の筋肉が少し力んで突っ張ってしまうという、嬉しい悲鳴(新たな伸び代)まで見つかりました。
予定が崩れても焦らない。弱点が見つかれば、そこを新しいセメントで固め直すだけ。
53歳、手に入れた鉄の規律を武器に、日本一へのロードマップを1歩ずつ力強く踏み締めています。これからも熱い応援をよろしくお願いします!